分かったと理解ってニュアンスは似ていますが、どのような違いがあるのかご存じでしょうか。
私自身分かってはいましたが、理解はできていませんでした。
分かってはいても理解はできていないことって結構多く、自分の中でも、理解することを多くしていきたいと考えています。
では、今回は分かったと理解の違いをお伝えさせていただきます。
目次
結論
分かったと理解の違いとは、様々は見解があると思いますが、私の中では実際に経験をしているかどうかだと感じています。
- 分かった・・・どのようなことかを知っている、分かっている
- 理解・・・・・実際に行動や経験をして、理解に変わる
ということだと認識をしています。
他の見解を持っている方もいると思いますが、今回は私の見解をお伝えさせていただきます。
1.意外と知らない分かったと理解の違い:あなたはどちらの人に任せたい?
分かっていると理解しているということについて、2つのケースを踏まえてお伝えさせていただきます。
もし、あなただったら、分かっている人か理解している人、どちらの方に任せたいですか?
1-1.分かっているだけのケース~運転~
あなたは、友人と2人でドライブに出かけようとしています。しかし、あなたは運転免許を持っていません。
友人に任せてほしいと言われていたため、あなたは任せっきりにしていました。
しかし、当日集合した後、あなたは1つ質問をしました。
「運転免許いつの間に取ったの?そんな話していなかったよね?」
すると、友人は、
「エッ?運転免許は持っていないよ!でも大丈夫!マニュアルは全部読み切ったし、運転の手法は分かっているから大丈夫!」
と言ってきました。
あなたはそんな友人の運転に自分の身を任せようと思いますか?
1-2.分かっているだけのケース~手術~
あなたは、ある手術をすることになりました。
そこで担当の先生との面談があったときに、あなたはある質問をしました。
「先生は、この手術はどのくらい経験をされていますか?」
すると、先生は、
「この手術に関しては、初めてです。というか手術は初めての経験ですが、安心してください!医学書を熟読して手術の手順は全て把握しています」
と答えました。
あなたはそんな医者に自分の大切な手術を任せようと思いますか?
運転のケースも、手術のケースも私なら「ちょっと待ってよ!しっかり経験のある方にチェンジ!」と言いたくなります。
もし相手が分かっているという状態であっても、経験値があったりしないと、信用はできませんよね。
2.意外と知らない分かったと理解の違い:分かったと理解の違い
どんな事柄でも、勉強して分かっているだけであれば、まだまだ自分のものにすることはできません。
経験値を増やしていく中で、学んだことを徐々に吸収している中で、理解に変わっていくものだと感じています。
そうすることで、分かったから理解に変えることができるのだと考えています。
これに関しては、意外と知らなかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
2-1.勉強しただけでは、頭でっかちになるだけ
当然、勉強は大切です。
知識があることで、行動に移した時に、より理解度が高くなるためです。
しかし、勉強だけして行動に移さなければ、頭でっかちになってしまうだけです。
例えば、恋愛マスターの本を読んで、女性の落とし方をいうテクニックを知っていたとしても、その人がモテるとは限りません。
そういった知識を持った上で、多くの女性と接していく中で、実感としてそういったテクニックを使えるようになっていきますが、多くの女性と接するための行動(飲み会等)をしなければ、いくら勉強したとしても、女性にモテることはありません。
むしろ、そういった知識がなくても女性と接する機会が多い人の方がモテるケースが多いですよね。
つまり、知識だけを詰め込んだだけでは、行動が伴わなければ、理解し自分のものにすることはできません。
2-2.行動が伴うからこそ自分の実力になっていく
私が学生時代に部活で行っていたテニスでも一緒です。
当時はよくテニス雑誌を読んでいましたが、本を読んだだけでできる気にはなっていましたが、実際に練習をしても、思い通りになりません。
しかし、練習を重ねていく中で、本で読んだテクニックが徐々にわかるようになり、「あぁそういうことか!」と理解することができるようになりました。
つまり、行動をしていく中で、自分の中で身についてきて、実力に変わってくるのです。
3.意外と知らない分かったと理解の違い:行動が大切
このブログをご覧いただいている方の中にも、まずはある程度勉強をしてから物事を行っていくという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際私自身も元々そういったタイプで、ある程度調べてから失敗しないように行動に移していきたいという考えでした。
しかし、それでは、自分の身になるスピードが遅いことが分かってからは、まずは勉強というよりも、まずは行動をしようと思うようになりました。
3-1.このブログもとりあえずスタートしてみました
この「マキシムの子育てパパブログ」も始めるときに、まずは構想や何について書こうかと考えをまとめる前に、実際に書き始めました。
そのため、スタートして約1か月半経ちましたが、マイナーチェンジも含め、ほぼ毎日のように少しずつ変えています。
まずは、スタートして途中で変更していくことで、様々はネットに書いてあることが理解できるようになりました。
もし、私がブログを始める前に、知識だけ多く持ってスタートしようとしていたら、もしかすると、ブログ自体を書くことなく辞めていたり、スタートする時期がもっと遅れていたと思います。
しかし、まずは行動をしてみようと思ったからこそ、ブログを続けることができていると感じています。
3-2.行動することで、自分の良い点・悪い点が見えてくる
このブログでも、実際に行動していく中で、自分の良い点や得意な部分、悪い点や苦手な部分が見えるようになってきました。
これは実際にやってみなければわからなかったことが多くあります。
こういった記事なら書ける、こういった記事は書けないということも、実際に書いていく中でボツにした題材もありますし、書いていく中で、こういった記事を書こうと思えるようになったこともあります。
つまり、行動することがなければそういった経験をすることすらなかったと思うと、行動することが本当に大切だと感じました。
4.意外と知らない分かったと理解の違い:自分の器を広げる
「理解する=行動すること」ということをお伝えしてきましたが、理解・行動をすることで、自分ができることが多くなり、器が広がっていることが自分の中でも実感することができます。
私は、過去にもポジティブに考えることについて下記のようなブログを書かせていただきました。
コンフォートゾーンからの脱却!子育てから学んだ成長の大切さ!
これらに関しても、行動が伴わなければいくら正しい考え方を持っていても、意味がありません。
しかし、行動が伴うことで、自分のできる幅がどんどん広がって、器が広がっていくのです。
そのため、勉強も大切ですが、行動することもそれ以上に大切だということを知っていただきたいです。
最後に、行動に関するカルロス・ゴーンの名言をご紹介させていただきます。
素晴らしい計画は不要だ。計画は5%、実行が95%だ。
まとめ
では、今回のまとめです。
- 分かったと理解の違いは、実際に行動し経験をしたかどうか
- 勉強だけして頭でっかちにならないようにしていく
- 行動することで見えてくることが多くある
- 行動することで器が広がる
いかがでしたでしょうか、
勉強だけをして分かっただけにせず、行動をしてしっかりと理解し、自分の実力にしていけるようにしていきましょう。
次回もお付き合いいただけると幸いです。