こんにちは、マキシムです。
以前私は、iPadmini4をカーナビとして使っていました。
詳しくはこちらをご覧ください。
上記のブログでもお伝えをしておりますが、誤作動や遅延が起きる場合もあるとお伝えをしておりました。
その誤作動や遅延が目立つようになってきた原因は、iPadmini4が古くなり、CPUが追い付かなくなってきたのではないかと考え、今回思い切ってiPadmini6を購入し、普段使いよう+カーナビとして使用することにしました。
しかし、そこで一つの疑問が生まれました。
iPadをカーナビとして使用するには、cellularモデルが必須だということを記載しましたが、本当にwi-fiモデルではカーナビとして使用できないのかということです。
そこで、今回はiPadmini6 wi-fiモデルでもカーナビ端末として使用ができるかをいう検証をしてみました。
もし、iPadをカーナビとして使用したいという方の参考になれば幸いです。
目次
結論
iPadmini6 wi-fiモデルに外付けGPSを接続しても、カーナビとしては満足いくレベルではありませんでした。
私が使用した外付けGPSは、「GNS 3000 GPSレシーバー&ロガー」という商品でした。
やはりiPadをカーナビ化するには、cellularモデルが必須なのだと私は感じました。
では、詳しくお伝えをさせていただきます。
1.可能性の追求
さて、冒頭でもお伝えをさせていただきましたが、iPadmini6 wi-fiモデルでも使用ができないのかという疑問が湧き、私自身できる方向から考え、調べてみようと思いました。
iPadmini4からiPadmini6に買い替えると一言で言っても、iPadmini6は最低でも59800円という高額なタブレットです。
また、wi-fiモデルとcellularモデルでは、18,000円もの差があります。
子育て世代としても、なるべくなら安く購入したい、安く使用したいと考え、安いwi-fiモデルでカーナビとして使用できればコストを抑えることができると考えました。
そこで、比較的安価なwi-fiモデルをカーナビとして使用できないかを調べることにしました。
1-1.YouTuberやブロガーの一部の方は、wi-fiモデルでもカーナビとして使用できるといっていた
私が、iPadmini6 wi-fiモデルでカーナビができるかどうかを調べる上で、多くのYouTubeとブログを参考にさせていただきました。
結果として、wi-fiモデルでもカーナビとして使用できるという方と、カーナビで使用するにはcellularモデルだという両方の意見がありました。
う~ん・・・。正直どちらの意見もあるから迷うなぁ・・・。
と思っていましたが、wi-fiモデルでもカーナビとして使用できるという方々の多くは、外付けのGPSを使用することでカーナビとして使用できるとのことでした。
その外付けGPSで紹介されていた代表的な外付けGPSが、下記の2つです。
1-2.GNS 3000の到着
1-3.iPadmini6 wi-fiモデルの到着
iPadmini6 wi-fiモデルの注文から約1ヵ月でようやくiPadmini6 wi-fiモデルが我が家に到着しました。
以前カーナビとして使用していたiPadmini4はメルカリにて既に売却をしてしまっていたため、iPhone13miniをカーナビ代わりにして運転をしていました。
iPhone13miniに関しては、下記のブログをご覧ください。
さて、iPadmini6 wi-fiモデルが届いたため、事前に購入しておいたGNS3000と接続をして、カーナビとして始動する日がついに来ました。
実際に使ってみてどうだったのか・・・。
2.期待値を高くしてはいけない
実際にiPadmini6 wi-fiモデルと外付けGPSのGNS3000を接続してカーナビとして使用してみることにしました。
とはいえ、初めての場所に行く時に試すことはちょっと怖かったので、走り慣れた車で30分程のショッピングモールに行く際に使用することにしました。
2-1.実際にGPSを作動させて車を走らせてみた
実際に、外付けGPSであるGNS3000とiPadmini6 wi-fiモデルをBluetoothで接続し、運転をしてみました。
すると、
車が動いている時は、1秒に1回GPSデータを受信していることが分かるようにカクカクしながらも動いていました。
しかし、
信号待ちをしている時など、車が止まっている時には、GPSの場所が定まらず、違う場所に移動したり、方向が定まらないのかグルグルと画面が動くような動作がありました。
正直、このような動作が続くようであれば、初めての場所に行くときなどは、使い物にならないと残念な気分になりました。
2-2.アップデートをしてみたら?
上記のように、私自身残念な気分で帰ってきました。
正直、このままiPadmini6をカーナビとして使用できないままなのか・・・と思っていたところ、GNS3000のアップデートソフトウェアがリリースされていることを知りました。
このアップデートは簡単に言うと、今まで1秒毎に受診していたGPSデータをもっと早くし、スムーズにGPSを受信できるというものでした。
これに懸けるしかない!と思い、GNS3000を早速アップデートすることにしました。
アップデートし、後日改めて運転しながらカーナビとして試してみることにしました。
結果としては・・・
残念ながら、あまり改善されることはありませんでした。(あくまで私の場合のみですが・・・)
2-3.iPadmini6 wi-fiモデルとGNS3000との別れ
iPadmini6は多くの使用用途がありますが、私自身はその中でもカーナビとして使用する割合が多く、正直残念ではありますが、iPadmini6を返品、GNS3000を売却することにしました。
iPadmini6に関しては、Appleオンラインストアで購入していたため、14日以内の返品が可能となり無料の返品することができました。
返品の方法等に関しては、下記の記事をご覧ください。
そして、GNS3000に関しては、お馴染みのメルカリにて出品をさせていただき、無事売却に至りました。
GNS3000に関しては、カーナビとしてではなく、GPSロガーとして使用される方にご購入いただいたようでよかったです。
3.実際の価格差はあまりなかった
私自身なぜiPadmini6 wi-fiモデルをカーナビとして使用したかったかというと、コストをなるべく抑えたいということからでした。
冒頭でもお伝えした通り、wi-fiモデルとcellularモデルとの価格差は18,000円であり、その差額をできるだけ安く済ませるために外付けGPSとiPadmini6 wi-fiモデルを購入するようにしていました。
しかし、結果的に外付けGPSとiPadmini6 wi-fiモデルの総額がcellularモデルの価格とあまり変わらないことに気づきました。
3-1.コストパフォーマンスでもオススメできない
実際に私が購入したiPadmini6 wi-fiモデルは、256GBで77,800円です。
そして、外付けGPSが13,000円~20,000円前後となります。
合計すると、77,800円+13,000円~20,000円=90,800円~97,800円となります。
そのため、iPadmini6 cellularモデル256GBの95,800円よりも高くなる可能性もあります。
費用を安く抑えるためにiPadmini6 wi-fiモデルをカーナビにと検討したことが、結果的にあまり金額が変わらないという状況になってしまいました。
正直終わってみると、何のためにやっていたのかということを考えざるを得ませんでした。
(ブログのネタにはなりましたが・・・)
正直、カーナビの為にiPad wi-fiモデルと外付けGPSを購入することはオススメできません。
3-2.外付けGPSをオススメできる人
私が考えるカーナビ用として外付けGPSの購入をオススメできる人は下記に該当する方です。
・wi-fiモデルのタブレットしかなく、どうしてもタブレットをカーナビとして使いたい方
・外付けGPSをカーナビだけではなく、GPSロガーとして使用したい方
・タブレットの充電の減りが早い方(GPSを外付けにすると、電源消費が軽減されます)
もし、私のようにカーナビを主用途として外付けGPSを購入したいという方は、今一度考えなおした方が良いかもしれません。
私としては、オススメすることはできません。
4.やはりカーナビにはcellularモデル
iPadmini6 wi-fiモデルとGNS3000の組み合わせを試してみて、やはりカーナビで使用するにはcellularモデル一択なのかなと感じています。
確かにwi-fiモデルのタブレットに外付けGPSを接続して、今までカーナビで使えなかったタブレットをカーナビとして使えた!と思える方にはよいのかもしれません。
しかし、今までcellularモデルのiPadをカーナビとして使用していた方が、wi-fiモデルに変えてカーナビとして使用するという方法には向いていないと思います。
4-1.iPadmini6 cellularモデルのメリット
私自身、改めてiPadmini6 cellularモデルを買い直して、感じたメリットをお伝えできればと思います。
【iPadmini6 cellularモデルのメリット】
・GPS内蔵
→カーナビと使用するには、GPS機能が必須となります。
カーナビ以外にも地図アプリが便利に使えます。
・wi-fiの無い場所やテザリングをしなくても通信出来る
→フリーwi-fiもありますが、セキュリティ面を考え、私は使用していません。
テザリングは便利ですが、手間がかかりますよね。
・esimが使用できる
→物理simのみではなく、esim(仮想sim)も使用できるため、通信契約がすぐできる。
このようなメリットがあり、本当に私にとっては現在非常に便利なiPadとなっていて、毎日持ち運びをしています。
4-2.iPadmini6 cellularモデルのデメリット
メリットがあれば、デメリットもあります。
私が考えるiPadmini6 cellularモデルのデメリットはこちらです。
【iPadmini6 cellularモデルのデメリット】
・wi-fiモデルに比べて価格が高い
→本体価格が18,000円cellularモデルの方が高いです。
・通信に月々のランニングコストがかかる
→当たり前と言えば当たり前ですが、simを契約して通信を行うためにランニングコストがかかります。
と言ったところでしょうか。
私がiPadmini6 celluiarモデルで使用しているSIMは下記になります。
ちなみにcellularモデルはwi-fiモデルに比べて4g重いようですが、正直4gは気にならないレベルだと思っています。
まとめ
では、今回のまとめになります。
- iPadmini6 wi-fiモデル+GNS3000(外付けGPS)では、カーナビとしては満足できない
- wi-fiのタブレットを持っていて、カーナビとして使用したい方であれば、外付けGPSは良いかもしれない
- カーナビとして使用するには、やっぱりcellularモデル一択
- cellularモデルは18,000円高いが、外付けGPSを購入すると、総額は変わらなくなる
いかがでしたでしょうか。
もしカーナビとしてiPadを使用したいという方がいれば、cellularモデルの購入をオススメします。
今回は私にとってよい経験にはなりますが、カーナビに使用する用途で右往左往するのが嫌だという方は、迷わずcellularモデルを選びましょう。
では、次回もお付き合いいただけると幸いです。