嫌なことがあると、「パパ嫌い!」が口癖になってしまった我が息子・・・。
何もしていないのに嫌われてしまった・・・。という悩みをお持ちのパパさんも多いのではないでしょうか。
私の3歳の息子(厳密には3歳半)は、2歳児頃から嫌なことがあると、「パパ嫌い!」「ママがいい!」という言葉を発するようになってしまいました。
「マジか!いつの間にか嫌われたんだ!」と何度思ったかわかりません。
最初は、正直傷つき、息子との距離がわからなくなってしまったこともありましたが、現在ではそれを乗り越えてそんなことを言う息子はかわいいなと思うようになりました。
もし、私のように、子供から「嫌い!」と言われているパパさんで悩んでいる方は、私が行った対処法や考え方をお伝えさせていただきますので、是非このブログを最後まで見ていただければと思います。
目次
結論
子供が「嫌い!」と言っても本気で嫌いだとは思っていないことがほとんどですので、言葉をそのまま受け取らないようにすることが大切です。
子供にとって、1番はやっぱりママです。どれだけ頑張ってもそこをひっくり返すのは難しいので、No2として接していくようにしていきます。
良いことに対して、2人だけの秘密を作るようにすることで、2人だけの会話をしていくようにすると、子供は喜ぶ。
体を使ったアクロバティックな遊びをすることで、ママではできない遊びをすることで、パパとしての存在価値を高めていく。
たまには物で釣ってみるのも良いと思います。
「おはよう」「おやすみ」「ありがとう」「ごめんなさい」等の基本の挨拶は徹底させていく。
1.子育てパパと息子の「パパ嫌い」の対策!子供の言葉をそのまま鵜呑みにはしない
私も息子が2歳になったころから、機嫌が悪かったり、体調がすぐれない時には「パパ嫌い!」「ママがいい」と言われるようになりました。
正直、「なんで俺だけこんなこと言われるんだ」「ママにはそんなこと言わないのに」とちょっと傷ついていました。
しかし、周りの先輩パパさんにも話を聞いたところ、私だけではないことがわかりました。
そんな先輩パパさんからもらったアドバイスは、
「子供は本気で思っていないんだから、言葉をそのまま受け取らず、『おはよう』と挨拶していると考えた方がいいと思うよ」
ということでした。
1-1.本気で思ってはいないと知る
先輩パパさんからそのようなアドバイスをもらい、「パパ嫌い!」と言われた後も、「はいはい、パパ嫌いね!でもパパは息子君のこと好きだよ~」と返し、気にせず通常通り接していくようにしました。
すると、ちょっと遊びだすと、さっき言っていたことが嘘のように普通に遊んで「パパもっともっと!」とせがんでくるではありませんか!!
そこで、子供は「嫌い!」と言いながらも本気でそんなことは思っていなくて、ママの興味を引きたかったり、かまって欲しいからそういっているのだなと知ることができました。
1-2.子供との距離を失敗しないために
実は、他の先輩パパさんにも話を聞きましたが、その先輩パパさんは、子供との心の距離ができてしまっているようでした。
なぜかと話を聞いたところ、
「嫌いと言われ続けたことで、どう接していいかわからなくなって、子供との時間を減らしてしまった」
とのことでした。
確かに仕事もあり、平日はもちろん、休日もなかなか子供との時間を取ることが難しいという方もいるかもしれませんが、「嫌い!」と言われ、そこで子供との距離を自分からとってしまうと、更に子供との距離ができてしまうようです。
その先輩パパさんは、そのことを後悔し、現在はできる限り子供と一緒にいる時間を取り、関係修復をしているとのことでした。
私自身、夫婦円満・家族円満でいられることが幸せの一つと考えているため、前者の先輩を見習い息子との距離を離さないようにしていきたいと思いました。
その結果、最近では「パパ嫌い!」という言葉を発することが少しずつではありますが、減ってくるようになりました。
2.子育てパパと息子の「パパ嫌い」の対策!ママには勝てない
当然ながら、子供にとってママの存在は一番大きなものですので、専業主夫や在宅ワークでいつも子供の面倒を見ているというパパさん以外はママに勝つことはできません。
「何を今更、そんなの当たり前じゃないか!」と思う方もいるかもしれませんが、私のように頭でわかっていても、「なんで俺だけ・・・」と思ってしまうこともあります。
だからこそ、そこは割り切りが必要なのだと感じました。
2-1.No2でいいじゃないか
以前、民主党政権の際に、某有名政治家が仕分けをするといい、日本のスーパーコンピューターに対して「なぜNo2じゃダメなんですか!」と言って話題になりました。
個人的には、そこに関しては「No1じゃなきゃダメでしょ!」と思う部分もありますが、子供にとってのパパの存在は「No2でもいいです」と考えます。
それは、多くの生物から見ても、子供にとって母親の方が存在が大きいことは明らかです。
だからこそ、パパはNo2としてどのような存在になるのかが大切だと思いました。
2-2.No2としての役割
No2としての役割は、No1のママが息子の面倒を見なければいけない時に、家事をすることです。
奥さんがやろうとしている家事があっても、息子の面倒を見ていては、出来ないことも多くあります。
そこでNo2として、掃除や洗濯を行うなどして、全体が上手く回るようにすることが大切です。
そうすることで、奥さんからは感謝され、子供もママといることで機嫌がよくなります。
子供は、やはりママの存在が1番ですが、ママがいない状態であれば、パパがNo2からNo1に昇格するのです。
(私の息子の場合、ママがいない状態で、義母がいると義母がNo1に昇格します)
だからこそ、No2としてしっかりとNo1の代わりになる役割を果たすことが大切です。
我が家は共働きですが、毎月の最終土曜日だけ妻のみが出勤日となっています。
そのため、必然的に息子を私だけの時間が生まれ、男二人で過ごす日が月に1回あります。
そこでは、息子を公園に連れていき、遊んだりしています。
定番の公園は、南町田グランベリーパーク駅にある鶴間公園です。詳しくは下記のブログをご覧ください。
そういったNo1になる時間を大切にすることで、今しかないこの時間を楽しむことができます。
2-3.一緒に遊べる時間は今しかない
私自身も子供の頃を思い出してみると、小学校に入ると、休日も友達と遊ぶことが多くなり、親子の時間は減っていった記憶があります。
そう、一緒に遊べる時期は、今しかないと思って子供との時間を確保することが大切だと感じています。
多くの先輩パパさんに聞いても、「今が一番かわいいし、楽しいよ」と言われます。
当然私も仕事をしているので、休日に出勤しなければならない場合もありますが、出来る限り仕事の効率化を考えて家族・息子との時間を確保するように心がけています。
そんな我が家では、息子と一緒に遊んだり、収穫体験ができるようにと、アウトドアワゴンを購入したり、ミニトマトを家庭菜園で育てたりしています。
詳しくは、下記のブログをご覧ください。
買ってよかった!コールマンアウトドアワゴン ~子育て役立ちグッズ~
ロゴスのカートオンテーブルをコールマンアウトドアワゴンに乗せてみた!
3.子育てパパと息子の「パパ嫌い」の対策!ママではやらないことをする
私が息子と遊ぶ時に行っているのは、アクロバティックな遊びをすることです。
「私でもアクロバティックな遊びはできる」という女性の方もいるかもしれませんね。
当然そういった方もいると思いますが、基本的には男性の方が筋力や体力があるとされていますので、アクロバティックな遊びはパパが行うことが多くなると思います。
3-1.少々危険な方が子供は喜ぶ
息子と遊ぶ時、息子の足を持って宙づりにしたり、体を登ってクルリと回転する遊びをしたり、布団の上でアクロバティックな動きをさせています。
もちろん、安全面には気を使ってやっていますが、息子にとっては少々危険を感じた方が面白いようです。(ジェットコースターの感覚なのでしょうか・・・)
そういった遊びをすることで、「パパもっと!もう一回やって!」とせがんできます。
正直体力を使うので、疲れはしますが、喜んでいる息子の笑顔を見るとこういうのもいいなと感じています。
我が家では、奥さんがこういった遊びをしないため、アクロバティックな遊びはパパとするという認識が息子にあり、私がいるとそういった遊びをしようと息子からくるようになってきます。
3-2.たまにおもちゃを買う
先述した通り、我が家では毎月最終土曜日は奥さんが出勤日のため、息子と二人になります。
そんな時は、毎月トミカ(350円~1000円)を購入することになっています。
これはあまり良くないのかもしれませんが、現在トミカにハマっている息子にとって、本当に楽しみにしているようです。
しかし、これ以上の大きなおもちゃは誕生日かクリスマスにサンタさんにお願いするということを決めています。
常にダメだと言ってしますと、欲求不満が溜まってしまうため、月に1回はこういう小さなおもちゃを買うことで、普段の大きなおもちゃへの欲求を防ぐことができています。
子育てにおいて、我慢を憶えさせることも大切なため、こういった月1回の小さなおもちゃは子育て役立ちグッズとして購入するようにしています。
また、そういったことを「ママには内緒ね」と2人だけの秘密にすることで、パパとの信用・信頼が生まれてきます。
(大体は奥さんにはバレますので、私は、基本的に「こういうことがあったよ」と報告をするようにしています)
4.子育てパパと息子の「パパ嫌い」の対策!パパの役割として、挨拶はしっかりさせる
我が家では、挨拶はしっかりできる子にしたいという教育方針を持っているため、朝起きての「おはよう」、寝る前の「おやすみ」、何かもらったり、してもらった時の「ありがとう」、何かしてしまった時の「ごめんなさい」は必ずいうようにしています。
ママは、どうしても子供の面倒を見ることが多いため、細かいことでも子供に叱りがちになります。
そのため、パパとして細かい部分へ叱ってしまうと、両方から言われて、子供の自己肯定感も養われないのではないかと考えています。
そこで我が家では、パパはあまり叱らないが、挨拶をしない時には叱るようにしています。
最初は朝起きても「おはよう」と声をかけても、何も返さなかったため、何度も「おはようは?」「おはようは?」というようにしていました。
その際、「パパ嫌い!」という言葉も出てきましたが、気にせず続けた結果、息子から「おはよう」「おやすみ」「ありがとう」「ごめんなさい」を言えるようになってきました。
もちろん、日頃の奥さんの教育努力の賜物ではありますが、パパの役割として、譲れない部分を叱るというのは大切だと感じています。
最後に、父親に関して「ビリー・グラハム」の名言をご紹介させていただきます。
よき父親というものは、人から讃えられ褒められることも、注目されることもないが、私たちの社会にとって最も貴重な財産である。
是非私と共に、「嫌い!」と言われても、くじけることなく子供と向き合っていきましょう。
まとめ
では、今回のまとめになります。
- 「パパ嫌い!」と言われても、気にせず挨拶と同じと捉える
- ママには勝つことができないから、パパとしての役割を果たしていく
- ママにはできないアクロバティックな遊びをすると、子供は喜ぶ
- おもちゃを与えるタイミングも子育てには重要
- パパとして、譲れない部分だけを叱るようにする
いかがでしたでしょうか。
もし、「パパ嫌い!」と言われて傷ついているパパさんがいたら、参考にしていただけると幸いです。
次回もお付き合いいただけると幸いです。