よく周りから、夫婦円満で仲いいですよねと言われます。
確かに大きな夫婦喧嘩もなく、銅婚式まで来ることができました。
しかし、その裏側では私個人としても、努力してきたことが多くあります。
もちろん、妻も夫婦円満に過ごすために、たくさんの努力をしてくれていますし、私の気づかないところでも、多くの努力をしてくれていると思っています。
今回は、そんな私たち夫婦が円満に過ごすことができた私が行った努力と実践してきたことをお伝えできればと思います。
諸先輩方からすれば、「結婚7周年なんてまだまだ若い!」と思われるかもしれませんが、是非新婚さんや、結婚7年未満の方に見ていただければと考えています。
尚、過去の夫婦円満に関するブログは下記をご覧ください。
目次
結論
結論からお伝えをすると、私は下記の5つのことを心掛けて実践をしてきました。
1.喧嘩をしそうになったらこちらから折れる
2.なるべく話す時間を増やし、妻の話を聞く
3.夫婦であっても他人であることを理解する
4.スキンシップを取る
5.感謝の念を持つ
ということです。
では、一つ一つ説明をさせていただきます。
1.夫婦円満のための努力!実践すべき5つの事:喧嘩をしそうになったらこちらから折れる
夫婦円満のための努力1つ目は、喧嘩をしそうになったらこちらから折れるです。
これが一番大事と言っても過言ではないでしょうか。
女性は生物学上感情で動くことが多いそうです。
そのため、奥さんから何かを言われたとしても、グッと堪えてこちらから折れることが大切です。
1-1.言い返すと火に油を注ぐ
奥さんが感情的に何かを言ってきたとします。
当然イラっとしたり、ムカッとしたりすることもあります。
それが特にお互いの勘違いや認識の違いで起きてしまうとよりこちらも感情的になってしまいそうになりますが、そこはグッと堪えてこちらから折れるようにしましょう。
もし、言い返してしまうと、火に油を注ぐようなもので、よりヒートアップをしてしまいます。
特に子供の前で喧嘩をしてしまうと、子育てにおいてもあまり良い影響を及ぼしません。
そのため、言い返したい時でも、グッと堪えて折れるように努力をしましょう。
1-2.どうやって堪えればいいの?
男性の中にも、沸点が低く言い返してしまうという方もいるかと思います。
私自身はあまり怒りという感情は出さない方ではありますが、それでもイラっとしたり、言い返したいと思うことがあります。
そういった時には、とりあえず深呼吸をして10秒間待つことにします。
すると、ある程度冷静になることができるため、その場の自分のモヤモヤは残りますが、折れることができるようになります。
1-3.我が家の事例
我が家では、夕飯時の食器の洗い物は私の役割となっています。
食洗器を使用することもあるのですが、先日妻との認識の違いで、妻から「なんでできていないの?」「ちょっと考えればわかるでしょ!」と言われムカッときました。
私は「通常と違う場合は、言われなきゃわかんないでしょ!」と言い返しそうになりましたが、深呼吸をして10秒待ってから「ごめん!確認しなかった俺が悪かった!」と自分から折れました。
(かなり不機嫌でしたので、怒っていることは妻にもわかったと思いますが・・・)
そこで、その場は事なきを得ることができました。
もし言い返していたら、子供の前で夫婦喧嘩をするところでした。
ここで偉人の名言「結婚生活で一番大切なのは忍耐である」:アントン・チェーホフ
2.夫婦円満のための努力!実践すべき5つの事:なるべく話す時間を増やし、妻の話を聞く
夫婦円満のための努力2つ目は、なるべく話す時間を増やし、妻の話を聞くです。
これも非常に大切なことですので、行っていない方はぜひ実践してみてください。
2-1.女性は話すことでストレス解消する
男性の皆さんは、なんで女性は意味のない会話をあれだけずっとできるのだろうかと思ったことがある方もいるのではないでしょうか。
私も、そう思っていましたが、女性は会話(おしゃべり)をすることによってストレス発散をしているようです。
そのため、定期的に会話する時間を設けて、奥さんの話を聞くことが大切です。
以前のブログ内容で、私の職場は女性が多いということをお伝えしましたが、やはり男性に比べて話す時間が多いと感じます。
女性は、話すことでストレス発散し、すっきりするようですので、男性の皆さんはぜひ奥さんの話を聞くということに対して面倒臭がらず、しっかり聞くようにしましょう。
(女性に聞くと、聞き流していてもあまり問題ではないそうですが、共感をしてほしいそうです)
ちなみに、男性の方のストレス発散方法は、歩くと良いみたいです。
2-2.言いたいことがあれば、そこで言う
喧嘩しそうになったらこちらから折れるとお伝えしましが、常にこちらから折れていると、ムカムカが積もることもあります。
そういった場合には、会話をする時間(奥さんが冷静なとき)に、
「こうしてほしい」「こう伝えてほしい」
といったこちらの要望を伝えることも大切です。
冷静な時に話す要望であれば、相手も聞き入れてくれることも多くなります。
2-3.我が家の事例
我が家では、基本的に夫婦だけの時間になるのは、朝起きてすぐと、休日の息子がお昼寝をしているタイミングとなります。
そのため、朝はなるべく少しでも会話をするように心がけているのと、息子がお昼寝をしている時間は、夫婦の会話の時間としています。
当然、息子がいる前でも会話はできる限り多くしますが、二人だけの時間で話を聞いたり、会話する時間を取ることも大切です。
ここで偉人の名言「夫婦生活は長い会話である」:フリードリヒ・ニーチェ
3.夫婦円満のための努力!実践すべき5つの事:夫婦であっても他人であることを理解する
夫婦円満のための努力3つ目は、夫婦であっても他人であることを理解するです。
これも意外と重要です。
夫婦だからと言って、なんでもズケズケと言いたいことを言っていいわけではありませんし、相手は育ってきた環境が違う他人だということを理解しなければなりません。
お互いに魅かれあって夫婦になったとしても、他人であることには違いありません。
そこを理解することが大切です。
3-1.価値観は違う
私自身、妻と結婚した時に、ある程度価値観が合うなと思って結婚をしましたが、それは一部であって、一緒に生活をしていく中で、自分自身の価値観を多少のずれを感じることも多くありました。
それは当たり前ですよね。
20年~30年近く別々の環境で違う人生を送ってきたのですから・・・。
だからこそ、自分の価値観を押し付けるのではなく、そもそも価値観が違うのだと思って接すると、あまりイライラしなくなります。
違う価値観であることを理解していると、「なんで?」というイライラが「そういう考え方もあるのか」という発見に変わっていくのです。
そういった違いに対してイライラするのではなく、新しい発見をして少しでも楽しむことが大切です。
3-2.お互いに歩み寄ることが大切
価値観も違えば、他人の二人が一緒に生活をするのですから、衝突することもあると思います。
そのため、イライラしながら衝突をするよりも、徐々にお互い歩み寄る姿勢がとても大切になります。
最も大切なのは、相手に歩み寄ってもらうことを期待するのではなく、自ら歩み寄っていくことです。
相手を変えようとしたり、こちらが思っていることを要求すると、衝突が起きてしまうこともありますので、まず自分から歩み寄っていきましょう。
そうすれば、自然と相手も歩み寄ってくれるはずです。
3-3.我が家の事例
細かいことを言えば、本当にキリがないくらい、同棲生活も含め約8年間の生活の中で、価値観の違いを感じてきました。
中でも一番印象的だったのが、お風呂についてでした。
私の実家は、両親がいつも一緒にお風呂に入っていたため、それが当たり前だと思っていましたが、妻の実家では、両親が別々にお風呂に入っていて、一緒にお風呂に入るという文化がありませんでした。
私の両親は、夫婦の会話の時間があまりとれなかったという理由もあり、お風呂に入る時間で夫婦円満のための会話をしていました。
そのことから、私は夫婦でお風呂に入ることの重要性を伝え、一緒にお風呂に入るようになりました。
今では、休日には家族3人でお風呂に入っています。
ここで偉人の名言「そもそも男は火星人で、女は金星人だったと思うべきである」:ジョン・グレイ
4.夫婦円満のための努力!実践すべき5つの事:スキンシップを取る
夫婦円満のための努力4つ目は、スキンシップを取るです。
これも結婚生活が長くなればなるほど少なくなってくるものなので、努力して増やすようにしましょう。
4-1.スキンシップは大切
夫婦生活はもちろん、スキンシップは非常に重要だと考えています。
相手の体温を感じることで、安心することもできますし、癒されることもあります。
しかし、我が家でも息子が生まれてから、極端に夫婦のスキンシップが減っていきました。
もちろん、子供中心の生活になるということは覚悟していましたし、そうであるべきだと思いますが、それだけでは、心の距離も少しずつ離れてしまう気がして怖くなりました。
当然、新婚生活の特のように手をつなぐというようなスキンシップはなくなりましたが、違う形でのスキンシップを行うようにしています。
4-2.我が家での事例
我が家では、スキンシップのために、定期的にお互いの体をマッサージするようにしています。
お互いにデスクワークのため、肩が凝ったりすることも多く、体がきつい時にはお互いに声を掛け合ってマッサージを行うようにしています。
妻の体を私がマッサージをした後は、私の体を妻がマッサージをするということを行うことで、スキンシップを図るようにしています。
体も心も癒されることができるため、非常におすすめです。
ここで有名人の名言「ぬくもりが伝わるようにどこかしら妻の身体に触れる」佐々木健介
5.夫婦円満のための努力!実践すべき5つの事:感謝の気持ちを持つ
夫婦円満のための努力5つ目は、感謝の気持ちを持つです。
我が家では、息子への教育もかねて、必ずやってもらったことに対して「ありがとう」と伝えるようにしています。
これが非常に良い効果が生まれていると感じています。
5-1.何かしてもらったら感謝
例えば、何を取ってもらったら「ありがとう」、家事をしてもらったら「ありがとう」というように、必ず言葉に出して感謝を伝えるようにしています。
「ありがとう」という言葉を口にだすことで、その場の空気も柔らかくなりますし、心も温かくなります。
夫婦間であっても、常に感謝の念を持つことは大切だと思います。
しかも、口に出して言うことがとても大切で、「わかっているだろう」と思っていても、意外と伝わらないことが多くあります。
そのため、必ず何かをしてもらった時には「ありがとう」と感謝をするようにしましょう。
5-2.我が家の事例
我が家では、息子に対して「ありがとう」を普段から言える子になってほしいと、家族内でも何かをしてもらったら「ありがとう」というようにしています。
それは、夫婦間で息子がいない時でも実践をしています。
毎日のお弁当を妻が作ってくれることに対して「ありがとう」、夕飯を作ってくれることに対して「ありがとう」その他の家事を含む、やってくれたことに対して「ありがとう」とできる限り伝えるようにしています。
妻も私が食器の洗い物が終わると「ありがとう」、何か依頼されたことを行うと「ありがとう」と言ってくれます。
家庭内にありがとうがあふれると良いなと思い、実践していますが、夫婦円満のためにもとても必要なことですので、忘れないように努力しています。
ここで偉人の名言「理想の夫、理想の妻を得ようとするから失望するのだ。凡夫と凡婦が結婚するのである」:亀井勝一郎
まとめ
では、今回のまとめになります。
- 夫婦円満のためには努力が必要
- 夫婦円満のための努力:喧嘩をしそうになったらこちらから折れる
- 夫婦円満のための努力:できる限り夫婦の会話の時間を増やす
- 夫婦円満のための努力:夫婦は他人であり、価値観が違うため、理解し歩み寄ることが大切
- 夫婦円満のための努力:マッサージなどを利用して定期的にスキンシップを取る
- 夫婦円満のための努力:しっかり感謝の念を言葉に出して伝える
いかがでしたでしょうか。
次回もお付き合いいただけると幸いです。