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子育てパパのなかなか人には聞けない常識~拾得物の受け取り~

先日、健康診断の再検査に行ったところ、テニスをやったおかげで数値が下がって嬉しかったマキシムです。

医師曰く、体重が増えたことによって数値が上がっているので、有酸素運動のテニスを続けてくださいと言われました。

定期的にテニスを続けてダイエット成功できるようにしていきます。

さて、以前財布を拾い、拾得物として警察に届けたことをお伝えさせていただきました。

詳しくは、こちらをご覧ください。

子育てパパのなかなか人には聞けない常識~拾得物編~

そこで、前回拾得物として警察に届けた分が3か月経ったため、拾得物の所有権が確定しました。

今回は、所有権が確定した拾得物を受け取りに行ったため、所有権確定後の拾得物の受け取り方をお伝えさせていただきます。

結論

拾得物を届け出て3か月間持ち主が現れなければ、その所有権は拾得者に移ります。

前回は、現金9,251円とがま口財布を拾得物として届け出ました。

最寄りの交番に届け出ましたが、1,000円以上10,000円未満の現金であれば、所有権が移った後は、都内(拾った場所が東京都であったため)の警察署に行けば拾得物の金額を頂けるとのことでした。

そこで、私は東京都千代田区の麹町警察署に行き、所有権が私になった現金9,251円を受け取りに行きました。

その経緯と受け取り方法をお伝えさせていただきます。

1.子育てパパのなかなか人には聞けない常識~拾得物の経緯~

子育てパパのなかなか人には聞けない常識

私は仕事で都内のカーシェアを使用していました。

カーシェアの駐車場の端で、何かが落ちていることに気付き、近づいていくとなんとがま口の小銭入れが落ちていました。

一応中を確認したところ、現金のみが「9,251円」入っていました。

連絡先もないか探してみましたが、現金のみでした。

その時は、まだ予定があったため、そのままの状態で預かり、予定が終わったタイミングで、最寄りの交番を探し届け出ることにしました。

1-1.拾得物を拾ったら、交番で聞かれること

交番にいる警察官の方に、「現金の入った財布を拾いました」と伝えると、交番の中に通され、下記の項目を聞かれました。

・いつ拾ったのか

・どこで拾ったのか

・報労金は求めるか

上記の3点を聞かれ、報労金を求める場合は、拾得物件預り書という書類を作成することとなります。

1-2.実際に拾得物件預り書を作成した

前回の記事でもお伝えをさせていただきましたが、今回は拾得物件預り書を作成し、報労金の権利を有することにしました。

実際に作成した拾得物件預り書はこちらです。

拾得物件預り書 拾得物件預り書

交番に届け出をしてから書類作成までの所要時間は、約20分~30分程度でした。

2.子育てパパのなかなか人には聞けない常識~拾得物の所有権が移るまで~

拾得物の届け出をし、拾得物件預り書を作成してから、拾得物の所有権が自分に移るまでの期間は、3ヵ月となります。

今回7月27日に拾得物を拾い届け出をしたため、10月28日から私に所有権が移ることになります。

2-1.所有権の権利は2か月間のみ

10月28日に拾得物の所有権は私に移りますが、その所有権が認められているのは2か月間のみとなります。

今回は、12月27日まででした。

そのため12月28日になれば、所有権は私から東京都(管轄の都道府県)となるようです。

また、拾得者の持ち主が現れたかどうかや、所有権が自分に移ったかの連絡は一切されないため、自ら確認をする必要があります。

確認は、所属の警察署等に連絡をすればよいということでした。

また、もし落とし物をされた方は、警察庁のHP上にある「都道府県警察における遺失物の公表ページ」にて落とし物を検索できるようになっていますので、こちらを活用されてみても良いかもしれませんね。

2-2.今回は持ち主が現れたかは確認はしなかった

今回、拾得物の所有者が現れたかどうかを電話で確認をしようかと思いましたが、正直確認はしませんでした。

その理由は、

・手がかりが少なく、持ち主が現れない可能性が高いと感じたため(落とした場所が特殊だったため)

・持ち主が現れていたら、持ち主から連絡がくると思ったため(報労金の件での連絡)

・拾得物の持ち主が現れていた場合、警察でどのような案内がされるか知りたかったため

という理由でした。

もし持ち主が現れていたらそれでよかったと思うだけですし、どういった案内がされるかを知りたいと思ったため、そのまま警察署に受け取りに行くことにしました。

3.子育てパパのなかなか人には聞けない常識~拾得物の受け取りに麴町警察署へ~

今回届け出をした交番の管轄が東京都の麹町警察署だったため、麹町警察署まで拾得物を受け取りに行くことにしました。

麹町警察署は、東京メトロ半蔵門線の半蔵門駅から徒歩2分の場所にありました。

3-1.半蔵門駅から麴町警察署まで

東京メトロ半蔵門線の半蔵門駅から麴町警察署までの行き方をお伝えします。

半蔵門駅

半蔵門駅の「3b」出口が一番近いようです。

「3b」出口を出て左手に曲がると、すぐに交差点があります。

麴町警察署

交差点を更に左に曲がります。

麴町警察署

そのまま1分程直進をすると、

麴町警察署

麴町警察署が見えてきました。

麴町警察署

麹町警察署に到着です。

半蔵門駅からの所要時間は、約2分程度ですので、案内通りですね。

3-2.拾得物の受け取りは会計課で行う

麹町警察署に入ると右手に受付があります。

そこで、拾得物件預り書を見せて、「こちらを受け取りに来ました」と伝えると、「では2階の会計課にお願いします」と言われました。

麴町警察署

階段を上り、会計課に向かいます。

麴町警察署

会計課の受付の方に、再度拾得物件預り書を見せて、「こちらを受け取りに来ました」と伝えると、

「有難うございます。では確認致しますので、しばらくお待ちください」と言われました。

3-3.受け取りには書類に必要事項とサインが必要

警察官の方がパソコンで拾得物件預り書の情報を確認を確認し、落とし主が現れていないことが確認できると、拾得物件預り書を回収され、現金が用意されました。

その間に、受け取りのサインをする書類に「住所・氏名・電話番号」を記載し、受け取りの欄にサインをしました。

今回は、がま口の財布も一緒でしたので、その財布に関してはどうするかを聞かれましたが、正直あっても困るだけなので、権利を放棄する旨を伝えると、権利放棄用の書類にも「住所・氏名・電話番号」とサインを求められました。

合計2種類の書類を作成完了したところで、拾得物である現金9,251円を受け取ることができました。

所要時間としては、警察署に到着してから約15分程度でした。

こうして、7月27日に落とし物として拾った拾得物に関して、全て完了となりました。

4.子育てパパのなかなか人には聞けない常識:落とし物を拾ったら警察に届ける

当たり前のことではありますが、今回私が拾った現金9,251円も決して安い金額ではありません。

学生時代のアルバイトを考えてみても、1日働いて稼げるかどうかという金額かと思います。

今回の経験を通じて、落とし物はしないように私自身も注意をしようと改めて思うことができましたし、もし落とし物を拾ったら、すぐに警察もしくはその敷地所有者に届け出ることが大切だと感じました。

本当は持ち主が現れた方が良かったですが、今回は持ち主が現れず所有権が私に移りました。

日本では、誠実な国民性からか警察に届け出をされる方も多いようですので、もし落とし物をしてしまったという方がいれば、是非「都道府県警察における遺失物の公表ページ」や直接電話で確認をされてみてはいかがでしょうか。

落とし物が見つかる可能性もあるかと思います。

また、落とし物を拾った方がいたら、当然のことではありますが、しっかりと警察に届け出るようにしましょう。

もし、拾得物をそのままネコババしてしまうと、遺失物横領罪という罪になってしまうので、ご注意ください。

まとめ

では、今回のまとめになります。

  • 拾得物は最寄りの交番や警察署(施設内であれば施設)に届け出るようにしましょう
  • 拾得物は3ヵ月以内に持ち主が現れなければ拾得者に所有権が移る
  • 拾得者の所有権は、拾ってから3ヵ月後から2か月間のみで、それ以降は各都道府県に所有権が移動する
  • 1万円未満の拾得物は、所有権移行後、各都道府県の警察署で受け取ることができる
  • 今回は麴町警察署に行きましたが、警察署の会計課で処理が行われる
  • 受け取りの書類に必要事項を記入すると、拾得物分の金額を受け取ることができる
  • 拾得物をネコババしてしまうと、遺失物横領罪という罪になってしまうので注意

いかがでしたでしょうか。

拾得物を届け出るまでの記事もご覧いただけると幸いです。

子育てパパのなかなか人には聞けない常識~拾得物編~

次回もお付き合いいただけると幸いです。

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