前回、私が「爆笑オンエアバトル」にハマり、お笑い好きになったことをお伝えさせていただきました。
実はお笑いが好きなんです!爆笑オンエアバトルにハマった大学生~社会人
さて、お笑い好き歴約20年のお笑い好きの私が、同じくお笑い好きの友人と話をすると、いつも出てくる談義として、「漫才とコントはどちらが面白いのか」ということです。
そのため、今回は漫才とコントのどちらが面白いのかをお伝えできればと思います。
尚、漫談やピン芸に関しては、今回除外させていただきます。
目次
結論
- 漫才とコントのどちらが面白いかは人によって違う
- 漫才とコントの違い
- 客観的にみると漫才が勝ち?
- マキシム個人の好み
- まとめ
では、一つ一つ説明をさせていただきます。
1.お笑い談義!漫才VSコント
結論から言うと、漫才とコントのどちらが面白いかはその人によるということです。
「はぁ?何いってるんだよ!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、漫才の方が面白いと思う人と、コントの方が面白いと思う人とがいるのは事実です。
私自身も、友人とお笑い談義で、この話題になるときには、最終的には結論が出ず、過去にこれがきっかけで少し険悪なムードになってしまうことがありました。
今思えば、自分の考えていることを相手に押し付けようとしていたんだなと反省をしています。
ですので、相手の好きなものを尊重できるような心の器を広くしていきましょう。
でも、漫才とコントの違いとは何なのでしょうか。
2.お笑い談義!漫才VSコント:漫才とコントの違い
まず、漫才とコントは何が違うのでしょうか。
漫才にしろ、コントにしろ、特徴を知ったうえで見ると、更に楽しめるかもしれません。
でも、「お笑いはただ笑えればいいんだから、そんなうんちくいらないよ!」という方は、それも正しいので、是非このブログはスルーしていただければと思います。
もし、漫才とコントの違いって何だろうということに興味を持っていただいた方はぜひご覧いただければと思います。
2-1.漫才とは
主に2人1組でツッコミとボケの掛け合いをする
漫才は、2人1組のコンビで行われるのが主流です。基本的には1人ずつツッコミとボケの担当を決め、2人で軽快な掛け合いをしながら話を進めていきます。
このことからわかるように、漫才は話で笑いを取る話芸なのです。言葉遣いや言い回し、間の取り方、身振り手振りをメインとして笑いを取っていきます。
漫才が終了するときは、「もうええわ」「どうもありがとうございました」などの台詞を言いながら、お辞儀をすることが多いのも特徴の1つです。
舞台袖から登場して漫才を始めるとき、コンビによってお決まりの自己紹介をするように、終わり方もコンビによって決まった形や台詞があるのです。
要は、会話の中で笑いを取っていく話芸ということになります。
確かに、多くの漫才師のツッコミ担当の方が「もうええわ」「やめさしてもらうわ」「いい加減にしろ」といった締めのワードを言って終わるケースが多いですね。
小道具を使うことなく、話芸のみで観客を笑わせるのが、漫才なのですね。
2-2.コントとは
ではコントとは、どのようなものでしょうか。
キャラクターを演じる寸劇
コントは、お笑いを目的とした寸劇です。ネタの中に出てくるキャラクターになりきり、話を進めていきます。必要によってはネタがイメージしやすいよう、セットを組んだり小道具を用意したりもします。
漫才のように2人1組の掛け合いがメインになるわけではないので、人数に関係なく挑戦できるのがコントの特徴の1つです。また漫才とは違い、話術だけでなく体の動きや小物などを使って笑いが取れるのもコントの特徴です。
漫才が決まった台詞で終わるのに対し、コントは劇なので暗転で終わることが多いです。
大きなオチのあとに暗転があり、そのまま芸人たちは舞台袖に捌けていきます。
そのため、「どうもありがとうございました」などの終わりの挨拶をしないのが特徴です。
ということです。
確かに終わり方は、最後の「大オチ」が起きたタイミングで暗転して終わることが多く、漫才のような締めのワードが無いイメージですね。
また、セットや小道具も多く使うことも漫才とコントの違いだったのですね。
一言でお笑いと言っても、漫才とコントではこのような違いがあったのですね。
私自身も調べてみて初めて知ることも多くありました。
3.お笑い談義!漫才VSコント:客観的にみると漫才が勝ち?
どちらが面白いかということに関して、勝ち負けではないと思いますが、客観的にみると、漫才とコントはどちらが盛り上がっているのでしょうか。
それを語る上では、それぞれの代表的な賞レースである「M-1グランプリ」と「キングオブコント」の2つを見ていきたいと思います。
3-1.M-1グランプリとは
2001年に島田紳助が「漫才への恩返し」と「漫才師が辞めるきっかけを与える」ことを目標に企画し吉本興業の主催で創設された、結成から10年以内の若手漫才師を対象とした漫才のコンテストである。第10回(2010年)で終了したが、2015年に復活し、出場資格が結成から15年以内に拡大された(詳細は#出場資格を参照)。芸歴、所属事務所、プロ・アマチュアの制限はないため、結成年数の資格さえ満たしていれば、プロ芸人として活動していないアマチュアや、プロ同士のユニットも出場できる。
とのことです。
いわばM-1グランプリとは、若手漫才師の頂上決戦というべき今では国民的漫才イベントの一部となっております。
3-2.キングオブコントとは
「M-1グランプリ」(朝日放送テレビ制作、テレビ朝日系列)や「R-1ぐらんぷり」(関西テレビ・フジテレビ共同制作、フジテレビ系列)および、過去にコンテストとして実施されていた「THE MANZAI」(フジテレビ制作)と同様、決勝戦が全国放送される吉本興業主催のお笑い王者決定戦であり、「コント日本一」を決める大会である。第13回(2020年)まで、プロ同士の即席ユニットのエントリーは認められていなかったが(一般参加の即興コンビは出場可能)、第14回(2021年)から解禁されることになった。
とのことです。
キングオブコントも、M-1グランプリ同様に、コント師の頂上決戦を決める国民的イベントとなっております。
では、M-1グランプリとキングオブコントを比べてみましょう。
3-3.M-1グランプリとキングオブコントの比較
M-1グランプリとキングオブコントの大きな違いと言えば、視聴率の差だと思います。
歴代に関しては、データ量が多くなるため、2020年分だけ比べてみましょう。
- M-1グランプリ2020: 19.8%
- キングオブコント2020: 11.1%
※いずれも関東地区
M-1グランプリとキングオブコントとの視聴率の差は、8.7%の差があります。
視聴率だけ見ても、これだけの差があります。
次に、開催時期の差です。
- M-1グランプリ2020:2020年12月20日(日)18:34~
- キングオブコント2020:2020年9月26日(土)19:00~
キングオブコントが9月開催に対してM-1ブランプリは12月年末に開催されます。
そのため、キングオブコントの王者が誕生してから約3か月後にはM-1王者が誕生するという状態となります。
また、年末年始に特別番組が多く、世の中は長期休暇の時期になるため、M-1王者の方が露出度や注目度が高くなっています。
そのため、スターとなるコンビが多くなるのは、M-1王者が多くなります。
また、M-1王者の方がコンビのストーリーを感じやすいという要素もあります。
M-1グランプリにあって、キングオブコントにないものは、芸歴による出場資格です。(R-1も2021年から芸歴の出場資格が制限されて話題になりましたが・・・)
芸歴による出場資格があることで、15年目の「ラストイヤー」という言葉ができました。
更に、M-1グランプリで敗者復活戦もあり、準決勝で敗退した1組だけ当日決勝に行ける資格を得ることができるというシステムもあります。
これにより、敗者復活戦から決勝に行き、そのまま優勝したサンドイッチマンや優勝は逃したものの、爪痕を残しブレイクをしたオードリーも、記憶に新しいかと思います。
この2つのシステムにより、観客や視聴者が芸人(コンビ)に感情移入しやすい状態になってくるため、応援したいという感情が芽生え、人気となってくるのではないかと思います。
こういった差もあり、世間一般的に言えば、漫才の方が認知度が高い傾向にあるのではないかと思います。
4.お笑い談義!漫才VSコント:マキシム個人の好み
では、私マキシムはどちらが好きなのかをお伝えさせていただきます。
私個人の好きなのは、漫才です。
コントも好きですが、圧倒的に漫才が大好きです。
漫才が好きな理由は、マイク一本で話芸のみで笑いを取る話術や構成が本当に好きです。
布石や伏線の回収など、本当に頭いいな、このネタ凄いなと思えるネタが個人的には好きなので、そういったネタをする漫才師が本当に好きです。
最近のコンビでいえば、和牛、かまいたちといったコンビが好きです。(王道ではありますが・・・)
その他の好きな芸人の一部は、下記のブログもご覧いただければと思います。
実はお笑いが好きなんです!爆笑オンエアバトルにハマった大学生~社会人
もし、そういったコンビが好きだという共感していただける方がいれば、嬉しいです。
まとめ
さて、今回のまとめになります。
- 漫才とコントがどちらか面白いかは人の好み次第
- 漫才とコントの違いは、様々ある
- 客観的に見た場合、漫才の方が盛り上がりがあるように感じる
- マキシムは漫才が好き
いかがでしたでしょうか。
お笑いに関しては、またちょくちょく話題にしていこうかなと思っています。
次回もお付き合いいただけると幸いです。